2012.05.14 Mon 長岳寺の杜若










「関西花の寺第十九番」に指定されている天理・柳本の長岳寺。
824年に淳和天皇の勅願により弘法大師が開基したと伝わる長岳寺は、本尊の阿弥陀三尊像をはじめ、狩野山楽の筆による「極楽地獄図」など数多くの文化財を所蔵する古刹で、日本最古の道とも云われている、古代ロマンあふれる「山の辺の道」のほぼ中間地点に位置しています。
さて、長岳寺といえば、参道や境内を埋め尽くすように植わる平戸躑躅の名所として知られていますが、今年は、開花が遅れたものの、ちょうどゴールデンウィーク過ぎに満開となり、訪れた日には、残念ながら既にほとんどの花を散らして、見頃は完全に過ぎてしまっていました。
しかし、長岳寺のもう一つの主役ともいえる杜若が、今が盛りとばかりに、ちょうど満開見頃を迎えており、新緑の青もみじに包まれるように放生池を彩っていました。
【撮影日/2012.05.13】
2012.05.10 Thu 梅宮大社の躑躅とアヤメ











ゴールデンウィークも終盤へと向かい、この日は、絶好の行楽日和となったこともあって、嵐山界隈は大変な人出…。
今回は友人も一緒だったので、あちこち精力的には廻らず、のんびりと散策しようと思っていたのですが、やはり、この人の多さに負けてしまい、喧騒から逃れるように、嵐山をあとにしました…。
ということで、阪急で嵐山から一駅移動して梅宮大社へ。
四季折々の花が楽しめる梅宮大社の神苑は、やはり、いつ来ても静かですね。
この日は、霧島躑躅のピークはやや過ぎていたようでしたが、平戸躑躅が8分~満開。
期待していた黄菖蒲と平戸躑躅の競演には少し早かったようですが、アヤメが咲き始めており、一初も満開を迎えていました。
しかし、匂玉池のある北神苑の藤がほとんど咲いておらず、花房すら見当たらなかったので、もしかすると、今年はハズレ年なのかも知れませんね。
梅宮大社はこれから夏にかけて、杜若や花菖蒲、紫陽花が順次見頃を迎えます。
【撮影日/2012.05.05】
2012.05.09 Wed 常寂光寺の新緑
2012.05.08 Tue 祇王寺の新緑
2012.05.07 Mon 新緑の保津川下り
























ゴールデンウィーク後半の「子供の日」、「保津川下りに行きたい!」という友人の要望で、新緑の保津川下りに出掛けてみました。
そういえば、これまでにトロッコ列車には一度だけ乗ったことがありましたが、保津川下りは自分も今回が初体験。
友人の誘いが無ければ、独りでは乗船しないであろう保津川下り…。友人に感謝です(^^)
さて、保津川下りの乗船場へは、嵐山からレトロなトロッコ列車に揺られて、まずは、のんびり鉄道の旅。
トロッコ列車を運営する嵯峨野観光鉄道は、1989年に廃線となった旧山陰本線の一部を利用して、平成3年より運行されている観光列車で、風光明媚な保津峡に沿って京都・嵐山~亀岡間の約7.3キロを25分で結び、冬季を除くシーズン中には、毎年多くの観光客が利用しています。
車窓越しに見える保津峡の景色とともに、車掌の名アナウンスを楽しんでいると、気づけばトロッコ列車は亀岡駅へと到着。
トロッコ「亀岡」駅からは、乗船場行きの路線バスに乗り換えて、いよいよ保津川下りです。
今や国際的にも知られるようになった保津川下り。
その起源は古く、慶長11年といいますから、江戸時代初頭から保津川下りが行われていたのだそうですね。
ただし、この頃は木材や穀物などの物資輸送が目的で、現在のような遊覧船の形式となったのは、明治28年頃から観光客を乗せた川下りが始まりだとされているのだとか。
さて、トロッコ「嵯峨」駅で予め購入していた乗船券の受付を済ませた後、番号を呼ばれていよいよ乗船。
この日は、真っ青な快晴の空の下、絶好の川下り日和となり、自ずとテンションが上がってきます…。
乗船場から出発してしばらくは、保津川の流れも穏やかだったのですが、保津峡の山間へと進んでいくうちに、激流へと変わり、時折、冷たい水飛沫が顔をかすかに濡らします。
しかし、その水飛沫がとても心地良いもので、保津峡の新緑と北山杉の深緑が折り重なる景観を楽しみながら、保津川下りはどんどん進んでいきました。
船頭さんの名調子に聞き惚れながら、途中では河鹿岩や烏帽子岩などといった自然美も堪能しつつ、時には、渓谷沿いを走るトロッコ列車の乗客らに手を振ったりして、約16キロの船旅は終盤へと向かいます。
ちょうど、この2~3日ほど前に、ニュース番組の中で保津川下りの新人船頭さんを特集していましたが、一人前になるまでは最低7~10年は掛かるのだとか。
決して楽な仕事ではなく、ましてや乗船客の命と安全を預かる非常に厳しい仕事ではありますが、番組に出演していた新人船頭さんは、手のひらに幾つもの血豆を作りながらも、保津川をこよなく愛し、この仕事が大好きだと胸を張っていたのが印象的でした。
今回、船頭の一人として舵を取ってくれた若き船頭さんも、「船士魂」を燃やしていたに違いありません。
若き船頭さんの背中が逞しくも一際大きく見えました…。
【撮影日/2012.05.05】
- Genre :
- 写真
- ■ 渓谷、滝、海、水のある風景 ■






















