写真日和Ⅱ

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2012.08.15 Wed 天龍寺の蓮

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昨年エントリーできなかった“お蔵入りシリーズ”も、ついに最後のエントリーとなりました。
今回は、京都・嵐山にある天龍寺の蓮をエントリーします。

世界遺産にも指定されている天龍寺は、いまさら説明するまでもなく、京都を代表する観光スポットのひとつですね。
特に秋の紅葉シーズンともなれば、錦を織り成す嵐山を借景とした曹源池庭園の紅葉は格別で、国内外より非常に多くの観光客らで賑わいます。

ちょうど今の季節には、境内の放生池に植わる蓮が満開となり、やはり、早朝より多くのカメラマンが池に浮かぶ蓮の花を目当てにやってきます。
かくいう自分も、放生池の蓮を撮りたくて、昨年、早朝より訪れたうちの一人なのですが、撮影していると、池から「ボコッ」という音が何度も聞こえてきました。

初めは何の音かな…と不思議に思っていたのですが、もしや、この「ボコッ」という鈍い音の正体は、蓮の花が開くときに聞こえるという音なのかも…?と思い始めました。
もし、そうだとしたら、蓮の開花音を聞くと、「悟りが開ける」とか「成仏できる」とか「幸せになれる」などという言い伝えを聞いたことがあったので、自分の中ではすっかり開花音だと決め込んでいました。

とはいうものの、これまで、蓮の花が開くときは「ポンッ」という音がするというのは聞いたことがあったのですが、本当にあの「ボコッ」という鈍い音が蓮の開花音なのか?と疑わしく思い、帰宅後に調べてみると、様々な説があるなかで、自分が聞いた「ボコッ」という鈍い音がするという説も…。
しかし、実際には無音という説が主流になっているそうで、「ポンッ」とも「ボコッ」とも音はしないのだとか…。
では、あの「ボコッ」という音の正体は何だったのかというと、池の鯉だという、何とも夢のない結論に至りました…orz

蓮研究の権威といわれ、大賀蓮を発掘したといわれる故・大賀一郎博士によると、池に生息する鯉や鮒が水面の虫などを吸い込むときの音や、葉の露の玉が池に転がり落ちる音などが、人によっては「ポンッ」と聞こえ、転じて蓮の開花音と信じ込むようになったのでは…としたうえで、これらの音を、大賀博士は「風流音」と呼んでいたのだそうです。

「朝風や ばくりばくりと 花開く」 (正岡子規)
「蓮開く 音聞く人か 朝まだき」 (正岡子規)
「静けき朝音たてて白き蓮花のさくきぬ」 (石川啄木)

なるほど、「風流音」ですか…。
往年の文豪たちも聞いた「風流音」に耳を傾けながら、蓮を鑑賞するのも良いかもしれませんね。

【撮影日/2011.07.24】
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